トラオム祝祭管弦楽団公認室内楽企画について

 

トラオム祝祭管弦楽団が次第に大きな団体となり、トラオムで出会ったメンバーで集まっ て別の企画をするグループもいくつか出現してきました。 また、そのなかには「トラオム祝祭管弦楽団の企画」として演奏会を開くことを希望してい る室内楽グループも登場しようとしています。

「ホールという空間を”夢”で包み込みたい」1という理念に共鳴した音楽団体が増えること はトラオム祝祭管弦楽団として歓迎したいと思います。 ただし、「トラオム」を名乗る団体が無秩序に増えることは楽団のブランドイメージに関わ ることなので明文化したルールを設けることといたしました。

皆さんの活動を制限したいわけではなく、無秩序になることを防ぐためのものですので、是 非「トラオム」の名前を使って理念を体現し、広めていただければと思います! 

 

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1「音楽を通じてお客さんと一緒に心が揺さぶられるような空間に浸ることのできる演奏会 を創り上げよう」という意味での実務的なタスクには手を付けません。 


1.トラオム祝祭管弦楽団本部との関係について

 

1-1.呼称

トラオム祝祭管弦楽団公認企画として室内楽の演奏会を企画グループは「トラオム・カンマ ーアンサンブル」と名乗ってください。

 

1-2.運営

トラオム・カンマーアンサンブルとして企画をする各グループは、トラオム祝祭管弦楽団運 営本部とは独立した運営を行ってください。 トラオム祝祭管弦楽団運営本部が関わる領域は運営のサポートまでとし、演奏会を行う上

 

 

1-3.呼称の使用許可

トラオム祝祭管弦楽団の公認企画として室内楽の演奏会を実施しようとするグループは、 本ルールを遵守し、トラオム祝祭管弦楽団の許可を得た場合のみ、公認企画として認定し 「トラオム・カンマーアンサンブル」の呼称を用いることができるようにします。

 

1-4.公認企画としての認定基準

①トラオム祝祭管弦楽団の理念に合致する音楽活動であること

②トラオム祝祭管弦楽団のブランドイメージを損なわないこと

③メンバーの 3 分の 2 以上が、過去 5 年以内にトラオム祝祭管弦楽団の演奏会に出演した 経験のある演奏者であること

④トラオム祝祭管弦楽団運営本部と常に情報共有ができること

⑤企画の責任者が過去 5 年以内にトラオム祝祭管弦楽団の演奏会に出演した経験があること 

 

1-5.申請先

本規約の施行と同時に、「トラオム祝祭管弦楽団 室内楽企画管理局」(以下、室内楽企画管 理局)を設置します。

管理局のメンバーは小栗、吉川、米本です。 トラオム祝祭管弦楽団公認企画の申請および問い合わせは、この室内楽企画管理局へ行ってください。

  

1-6.資金関係

トラオム・カンマーアンサンブルの企画ごとで完結させるものとし、企画を横断して資金の やり取りは行ってはならないものとします。 また、トラオム祝祭管弦楽団はトラオム・カンマーアンサンブルの企画に対して、費用の援助や立替は行いません。 

 

2.運営について

トラオム祝祭管弦楽団の公認企画に認められた場合、トラオム祝祭管弦楽団が定める規定 の中で運営を進めていただきます。 また、公認企画は以下の様々な運営サポートを受けられます。

 

2-1.広報面

 

2-1-1.WEB コンテンツ

公認企画に認定され、「トラオム・カンマーアンサンブル」を名乗るグループ(以下、トラ オム・カンマーアンサンブル)は、トラオム祝祭管弦楽団広報部が積み上げてきた WEB 上 のファンにアクセスすることができます。

■Twitter/Facebook/Instagram

本番までに投稿予定を、公認を受けてから 1 ヶ月以内に提出してください。あとからの変 更・追加は可能です。

■ホームページ トラオム祝祭管弦楽団公式ホームページに載せる演奏会紹介の文章とレイアウトを、公認 を受けてから 1 ヶ月以内に室内楽企画管理局まで提出してください。

 

2-1-2.チラシ

チラシを作成する場合、制作物を室内楽企画管理局に提出してください。

 

2-1-3.デザインコンテンツ

チラシや WEB 広報に必要なデザインコンテンツは、トラオム祝祭管弦楽団専属デザイナー を紹介します。 ただし、デザイナー陣も個人事業的にやっているので、デザイン料が発生することがあります2。 

 

2-1-4.禁止事項

トラオム・カンマーアンサンブルがトラオム祝祭管弦楽団のブランドイメージを損なう可 能性のある広報活動(虚偽の記述や過大広告、下品な表現など)を行うことを禁止します。

 

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2 料金の例については別途情報を開示するのでご相談ください。 

 

2-1-5.個人アカウントおよび企画ごとのアカウントの使用制限

トラオム・カンマーアンサンブルから提出された広告クリエイティブ(チラシ、WEB 用バ ナー画像など)には審査が発生します。 審査を通過し、トラオム祝祭管弦楽団公式アカウントから発信されるまでは、広告クリエイ ティブ個人アカウントおよび企画ごとのアカウントで発信することはできません。

 

2-2.団内マネジメント面

 

2-2-1.録音

トラオム祝祭管弦楽団に紐付いた録音技術者を紹介することができるので、利用したい場 合は室内楽企画管理局に相談してください。

 

2-2-2.チケット管理

トラオム・カンマーアンサンブルの演奏会のチケットは、提供できる演奏価値に応じて有料 に設定してください。 また、チケットサービスは室内楽企画管理局が許可したもの(トラオム祝祭管弦楽団の演奏 会で利用しているもの)を使用してください。 ただし、運用は各企画の責任で行ってもらい、万が一トラブルが発生してもトラオム祝祭管 弦楽団本部は責任を取ることができません。

 

2-3.渉外面

 

2-3-1.受付

受付のマニュアルを演奏会の 2 週間前までに届け出てください。 また、トラオム祝祭管弦楽団の過去出演者にスタッフ協力をアナウンスすることができます。

 

2-3-2.協賛

協賛営業をする場合は事前に室内楽企画管理局に届け出てください。 また、趣意書、契約書及び領収書はトラオム祝祭管弦楽団で使用しているものを使って下さ い。 ただし、運用は各企画の責任で行ってもらい、万が一トラブルが発生してもトラオム祝祭管 弦楽団本部は責任を取ることができません。 

 

2-4.会計面

トラオム祝祭管弦楽団で使用している会計管理シートのテンプレートが提供可能です。 ただし、運用は各企画の責任で行ってもらい、万が一トラブルが発生してもトラオム祝祭管 弦楽団本部は責任を取ることができません。

 

3.罰則

本ルールに違反したと室内楽企画管理局が判断した場合、公認企画としての認定を剥奪し、 当該メンバーが以後「トラオム・カンマーアンサンブル」としての演奏会を開くことを禁止にします。

 

4.ルールの変更

本ルールは室内楽企画管理局の判断により予告なく変更される場合があります。 室内楽企画管理局はルールの変更を行った場合、5 年以内に実施されたトラオム祝祭管弦楽 団の演奏会の参加者に対して周知を行います。

ただし、連絡網(LINE グループ)から退会していた場合この限りではありません。

 

附則

2020年3月25日 制定